パチンコスロット特集記事

有名漫画ライセンス詐欺事件

ライセンス料2億円

週刊少年サンデーで、2001年~2008年まで連載されていた「金色のガッシュ!!」。この大人気漫画を、パチンコで使用する為に2億円のライセンス料を支払ってしまいました。実際に詐欺を行ったのは、キャラクターライセンス販売会社「メディル」。

彼らはどのような手口で、相手を信じ込ませて、2億もの大金をだまし取ったのか?その手口を見ていきます

詐欺の手順①「大胆不敵な営業」

パチンコに版権を使用する際、メーカーに話を持ち掛ける会社は、使用許諾を作者などから取り、作者などから委託されて業務を行います。しかし、「メディル」では使用許諾を受けていない状態で、メーカーに飛び込み営業を行っていました。

作者と接触もしていない状態で「良い版権ありますよー!いかがですかー!」とメーカーに近付き、良い反応をもらえたら、契約まで進めて、契約後に作者などに使用許諾をもらうという形をとっていました。他社に有名版権を取られまいとするメーカー心理を利用して、巨額のライセンス使用料を持ち掛けていました。

詐欺の手順②「契約書の偽装」

メーカーは何故「メディル」の持ちかけに承諾をしてしまったのでしょうか?その秘密は契約書の偽装にあります!「メディル」普段本当に使用されている契約書を作成し、契約書に記載された作者のサインを偽装して書いていたのです!

メーカーの人からすれば普段目にしている契約書となんら変わりないわけですから当然気づきません。違うのは作者の署名が違うだけなのですから無理もありません。そもそもとして、まさか使用許諾なしに営業をかけてくるとは思わないでしょう。

詐欺の手順③「作者になりすまし」

通常のライセンス取得と、なんら変わらない手順で版権を取得したメーカー。しかし、本来は取得していない版権の使用料ですから、機種の製作工程には進む事が出来ず、メーカーの不信感は募っていきます。

詐欺会社万事休す!もはやここまでか!?しかし「メディル」は諦めませんでした。帽子にマスクを付けた作者役の詐欺師を連れて、大胆にもメーカーへ出向きます。「先生からも謝罪がありますので」と言われたら、信じてしまうのも分かりますね。

詐欺が判明

先生が謝罪に来ても、台の製作は一向に進みません。それはそうです、取得しているはずの版権が存在しないのですから。メーカー側は独自調査に乗り出し、ある事実にたどり着きました。実は過去に、作者は出版社と裁判をしていたこと判明しました。なんでも「金色のガッシュ!!」連載終了時に、出版社へ原稿の返却を求めたところ、一部欠けている原稿があった為とのことです。

そこから、訴訟記録契にあった作者の署名と、契約書の署名が全く違ったのです。 似ても似つかぬ署名を目にすることで、ようやくメーカー側はおかしいと気付く事が出来ました。

顛末

メーカーは作者本人と接触し、ことの顛末(てんまつ)を悟ったメーカーの刑事告訴を受け、警視庁は「メディル」の元会長らを逮捕しました。

その後の展開

「金色のガッシュ!!」以外にも「ジョジョの奇妙な冒険」「スラムダンク」「ワンピース」

これらの作品の版権をちらつかせ、他メーカーにも被害が及んでいました。本来であれば作者から承諾を受けて営業を各メーカーに行わなければいけませんが、全く作者が知らない所で、使用ライセンスとして色々なメーカーから、総額約20億もの現金を集めたそうです。

逮捕された高津元会長は、集めた約20億の内3億円を懐に入れていたそうです。運転手付きのベントレーで、頻繁に銀座のクラブに出向き飲み歩いていたとの事で、3億円は銀座の夜に、消えてなくなってしまいました。

以上が「有名漫画ライセンス詐欺事件」でした。

メーカー各社は、ヒット機種を世に送り出そうと、必死に開発を行っています。「北斗の拳」「ルパン三世」「花の慶次」等、大ヒット機種が多いマンガ・アニメ版権。良い物を自社から出したいという開発意欲と、企業努力が完全に仇となった事件でした。

是非↓の動画もチェックしてみてください。

【事件簿】「人気漫画ライセンス詐欺事件」は何故起きたのか!【パチンコ スロット NEWS】【パチスロ事件簿2】
タイトルとURLをコピーしました