パチンコの島でスロット打てたらなー。考えた事ありませんか?
今回はパチンコ・スロットを融合させたパロットを紹介していきます
パロットとは?
簡単に言うとパチンコ玉で打つスロットです。パチスロにあるレバーは存在せず、ボタンを押すとリールが回転します。メダルの代わりにパチンコ玉を使用して、スロットの1枚掛けを5玉で行い、3枚掛けを15玉で行います。回転したリールはパチスロ同様、ストップボタンを押してリールを停止させます。メダルの代わりにパチンコ玉を使う所以外は、打ち方はパチスロと同じですね。
パロット登場
最初に登場したパロットは「CR花月伝説(SANKYO)」でした。
パチスロのA-300+RTのスペックで、とても遊びやすいものになっていました。ビッグボーナスは2326個以上の払い出しで終了。純増は約1600個となっていました。パチスロのメダルだと約320枚の獲得ですね。小当りは12ゲームor6回の入賞で終了。パチスロのレギュラーボーナスの位置付けです。ビッグボーナス終了後には、RTが100G付いています。設置当時はあまり良いスペックという評価ではありませんでしたが、今設置されていれば打つ人も居るでしょうね。
パロットの歴史
5号機の第一弾として登場したのが「CR花月伝説(SANKYO)」でした。パチンコ玉を使用する事で、パチンコ専門店にもパチスロを導入できるという最大のメリットがありました。パチンコ専門店がパチスロを新たに導入するには、メダル、メダル計数機、メダル貸し機等の設備投資が必要となります。個人経営のお店ですとかなりの負担ですよね。発売当初は注目され設置も多数あり、稼働もしていたパロット。しかし、パロットは人気が出る事はなく、気付いた時にはホールから姿を消していました。パチンコの島に導入されたパロットですが、設置位置が高くなってしまい遊技がし辛い、スペックも独創的でない、ドル箱が重い等ユーザーが「ならスロット打つわ!」となってしまう状況になっていました。
全部で7機種登場したパロットですが、最初に発売された「CR花月伝説」の後に販売された台は、周囲の注目度も下がり、話題になる台もありませんでした。2011年を最後に新しく登場したパロットはありません。この動画内で「パロット」という名称で呼んでいますが、「パロット」の名称は、日本新遊技機開発工業会に加盟しているメーカーが使用するもので、新遊技機工業協同組合に加盟しているメーカーが使用する名称は「新回胴」となります。中身は「パロット」も「新回胴」も同じです。
ちなみに、「パロット」の開発を推進していた日本新遊技機開発工業会は2008年6月に解散しています・・・・
以上「パロット」でした。今でも開発を行っている会社もあるそうなので、今後の登場に期待したいですね。↓の動画をチェックしてみてください。